キレイを維持するコツ
美と健康の化学反応が起きます。
失敗しない低炭水化物ダイエット
近年耳にする、低糖質ダイエット・低炭水化物ダイエット・ローカーボダイエット…
厳密に言えば、炭水化物と糖質は別物です。
炭水化物=糖質+食物繊維 です。
ただし、先にあげた3つのダイエットは厳密に区別しているわけではないので全て同じダイエットのことを言っていると思って頂いて良いと思います。
このダイエットには「カロリーを控える」「血糖値への影響」「無駄な食欲を防ぐ」の3つのポイントがあります。
私達の食事の中で炭水化物が占める割合は1日のうちの50%以上となので、炭水化物摂取を減らせば効率良くカロリー摂取を抑えられるのです。
血糖値に関しては、炭水化物は摂取すると「血糖値が上昇」します。血糖値が上がると摂った栄養は脂肪として溜め込まれやすくなります。
また「血糖値の急上昇はその反動で急降下もしてしまい低血糖を招く」のです。低血糖状態では脳が糖を欲して、結果、食欲が湧く・甘いものが食べたくなってしまうのです。
それだけを捉えると諸悪の根源のように聞こえるかもしれませんが、そもそも炭水化物は3大栄養素の1つであり、私達の身体にとってとても重要なものです。
摂取をゼロにしてしまうのは「体臭がきつくなる」「頭が働きにくくなる」リスクをともないます。
あくまでも「低炭水化物」を意識して量を減らすことがノーリスクで効率的なダイエットなのです。
最後に1つ付け加えます。
低炭水化物ダイエットで「たった数日〜1週間で何kgも痩せた!」という方もいると思います。
実際はそんな魔法のように都合の良いものではなく、短期間で低炭水化物ダイエットで体重が減るのは脂肪が減って痩せているのではありません。
では何が減っているか?大部分は水分です。
炭水化物を摂取すると、その3〜4倍の水分が身体に貯められます。
炭水化物は体内で水分と結合しやすいのです。
炭水化物を減らすことで水分の貯えも減り、水分の重みが減っているということなのです。
では食事を元に戻したらどうなるでしょうか?
炭水化物は水分を貯え、体重まで元に戻るということです。
1日1膳分のご飯を控える位の「低炭水化物」状態をコントロールし、脂肪に影響する位まで「気長に」続けることがこのダイエットの成功のカギとなるのです。